2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ロケットガール1 女子高生、リフトオフ!

「聞いてくれ。これは我々の夢なんだ」 ゆかりは足を止めた。 「多くは望まん。少しだけ、心を向けてくれんか。宇宙に行きたくても行けない者が、ここには大勢いる。そいつらがどんな気持ちで君を見守っているのか」 「……」 「君が望んで宇宙飛行士になった…

まぶらほ ストレンジ・フェノメノン

「心配しても仕方ありません。私たちは自分たちのできる範囲で、全力を尽くしましょう。そうすれば道は開けるはずです」 「それ、あんたの実家の家訓?」 「いえ。今思いつきました」 「卒業するときに、文集に載せると評判になるわよ」 すっきりしない終わ…

ハンドルネームの呼び方

朝起きるのがこんなにつらいなんて……。というよりは背中が痛い月曜の朝。 雨降ってるのと相まって、やるせない気分いっぱい。そういえば、昨日の夜、寝る間際にどこかで何かを燃やしてるような臭いが充満していたんですが何があったんだろう。 身近なところ…

紅牙のルビーウルフ 4 皓白の反旗

言葉がなくてもわかる。彼は信じてくれている。だから― 「大丈夫、あたしは盗賊だよ。盗られたものを取り返せないような根性なしになんか、なるつもりはないね」 にたりと笑って言ってやった。これでもう逃げられない。 けれど、それでいい。後に引けないな…

殺×愛 5 ― きるらぶ FIVE ―

僕をオメガにしやがった神は ― いったい、なにが望みなんだ? 世界を滅ぼすつもりなら、さっさと滅ぼせ。 僕が邪魔だったら、今すぐ殺せよ! なぜ、世界滅亡を止めるためのルールを作った?なぜ、それを僕の命に託した?なぜ相思相愛の相手にしか僕を殺せな…

読書症候群に当てはまること

本をよく読む人に現れる、ある種の中毒症状を10個、列挙してみた。 うーんと、(1) 新シリーズ脅迫観念 新シリーズはかなりの確率でチェックしてるので、すげー当てはまってる気がする。おかげで新刊だけで 50冊超える今日この頃。そろそろやめたほうがいいの…

野尻サイン会へ

朝起きたら体中が痛いんですけど。えーと、サイン会に行ったからですか。 ここまで体が弱ってるとは思いませんでしたよ。 それはともかく、野尻サイン会のために、二日連続でアキバへ。場所とか昨日と同じなので、とりあえずそのあたりは端折って、整理番号…

コンフィデンシャル・コール 鋼殻のレギオスⅣ

「えーと……まるきり事情が飲み込めないんだけど」 それまで黙っていたミィフィが手を上げてそう言った。 「なにがどうなってんの?」 メイシェンもこくこくと頷いている。 「……レイとんとこの隊長さんにスカウトされた」 「……ええっ!」 ついにリーリンが参…

煉獄のエスクードARCHIVES だけど綺麗なものは天国には行けない

けど、レイニーさんよ。いつまでもそんな夜の中にいて苦しくないのかい? ふとそんな言葉が浮かんだが、人生を緩やかにリタイヤしようとしている男にそんな言葉を吐く権利はなかった。俺は戦いをやめ、彼女は戦いを続けている。孤独の中で戦っている女性が、…

日日日サイン会へ

土日はやはり人が多いな。エンタまつり開催中ということで、そのあたりの人も多いみたい。いつの間に、アキバはメイドさんがこんなにうろつくところになったんだろう、と不思議に思いながら書泉ブックタワーへ。 開始 30分ぐらい前についたんですが、まだ早…

コッペとBB団 その2

「あーっ!そうだ!」 「どうした Q三郎」 「明日、コッペの弁当の日だ」 「……なに?」 「月に一度あるんだよ!各自弁当持参の日が!」 「それが明日なんですか?」 「やっべぇ……今から作るにしても材料が……おばちゃんも寝てるだろうし」 「食堂にある食材は…

枯葉色グッドバイ

「やあ、たしかにこれは、暖かい」 「あくまでも仕事のためです。好意ではありませんから、誤解されては困ります」 「君もよく見れば美人なのに、話がくどいな」 「椎葉さんがセクハラ発言をするからですよ。それによくなんか見なくても、わたしは美人だと言…

本日の購入本

富士見ファンタジア文庫の新刊購入。今月結構多いな。 危うく「ロケットガール」も買いそうになってしまいました。アブねアブね。サイン会に行くんだってば。 MF文庫Jの新刊も出てたので購入。 タバサの冒険―ゼロの使い魔外伝 神様のおきにいり 2 びしゃがつ…

はげしく後悔中

すげー頭イタイ。これはいつもの頭痛なのかな、それとも風邪なのか。 最近、どっちかわからない体調が続いてる。どっちにしろ具合悪いんだけど。 思いっきり集中力欠いてたので、つまらないミスが多かった。ああ、今日中にアレは完成させたかったのに……。う…

コッペとBB団 その1

「ブラック・ブリッツはガキに戦わせなくたって、充分やっていけると信じている。子供は戦わず、大人が戦うべきだ」 誰も声には出さないが、強い同意の雰囲気だった。 「そんなBB団じゃねーと、コッペが笑えないんだ。もっとあいつを心の底から安心させて、…

マルドゥック・ヴェロシティとアルスラーン戦記の刊行予定

「マルドゥック・スクランブル」の続編というか、時系列では「マルドゥック・スクランブル」よりも以前のお話である「マルドゥック・ヴェロシティ」が 11月に刊行されるとか。しかも 三週連続で出るとか。part1 が 11/08、part2 が 11/15、part3 が 11/22 だ…

相変わらずの展開で

そこまで考えなきゃいけない話なのかどうかよくわからない。もちろん立場ってものがあるだろうけど、そんな大きな話じゃないような気がするんだけどね。 ぶっちゃけ、こっちで出来ることはもう無くて、あとはシステム側とかで対応してもらうしかない。まあ、…

微笑みはかろやかに カイルロッドの苦難 7

カイルロッドの苦難 7"> カイルロッドは腹を決めた。自分が生まれた理由を、もはや問うまい。 どんな思惑があったにせよ、今ここにいることがすべてなのだ。 「生まれた時に、おまえの運命は決まっていたのだろう」 憐れむような声をカイルロッドははねつけ…

戦え!松竹梅高等学校漫画研究部

「よく一緒に登校してるじゃない」 「……幼なじみで家隣だもん、そういうこともあるわよ」 「下校だって一緒にしてる時多いし」 「……幼なじみで家隣だもん、そういうこともあるわよ」 「朝起こしに行ってるんでしょ?」 「……幼なじみで家隣だもん、そういうこ…

言いだしっぺの法則が働く予感

リッパーさんが「ライトノベル 2006 新人大賞」なる企画を構想しているとか。とある作品に集中する可能性が高いと思うけれど、未読な作品に触れ合ういいきっかけになるかも。ちなみに 2006年の新人作品って、どれくらいあるんだろうと思ってざっと確認してみ…

ダメージ高し

仕事の話はまあいいや。帰りに書店へ寄る。さすがにまだ富士見ファンタジアの新刊はなし。 講談社コミックと集英社文庫購入。 水滸伝 1 (1) - 北方 謙三(画像がなかった) ネギま!は平和さんお勧めで読んでみたらハマりました。いや、パンツだけじゃないよ。…

快楽の都 グイン・サーガ 110

そのことだけは忘れなさんな。タイスにはタイスのきまりがある、ということをな。それはもうそういうきまりごとなんじゃから、タイスにいって、それをイヤだというてもはじまらん。それがイヤならタイスにゆかぬことじゃ。 タイスのあがめる至高の女神、この…

レンズと悪魔 1

「とはいえ、相手の実力を発揮させずに倒すというのもひとつの手ではあるし、あまり目くじら立てることじゃない」 「立てろ!俺の命がかかってるんだぞ!」 「この程度のピンチぐらい機転で切り抜けてみせたまえ」 「無茶を言うな!俺にはこの世で存在を許せ…

足跡を見て驚く

自分は知ってるけれど、向こうは自分のことを知らないだろうなって思っていたら、その人の足跡がついててびっくりする。そんな mixi な話。「え、あの人、女性だったの?」とか「おいおい、誕生日近いじゃん」とかプロフィール見てニヤニヤしてるとかそんな…

相変わらずやってることが矛盾だらけ

うわー、すげー適当さね、上の人ってのは。 うちらがやろうとしたら問題提起したくせに、同じ事を自分が受けたらうちらにやらせるんだもんなあ。前回のはまあいいとして、今回のはちょっと違うだろ。 自分のところに回ってきたものは優先ですかそうですか。…

かむなぎ 不死に神代の花の咲く

「かあさま、千尋のこと褒めてくれる?」 「ああ、絶対だ」 さっきまで泣いていたから普段よりも顔に赤味が差している。そこで、このはにかんだような笑みを見せられたら、真幸はもちろん、八多姉妹もまた、千尋の無邪気さに完全にKO された状態である。 (…

野を馳せる風のごとく 戦塵外史

この人は本気で言っている。と、フィアナが怪物でも見るような目つきになった。 「ひとつ、派手にやろうじゃないか」 ダリウスが食卓に身を乗り出す。 この男は、本気で一国を奪うつもりなのだ。 たった五人で。 魅力的な人物の英雄譚っぽい架空戦記もの。面…

日日日って人気ないのかしら

○ドロリな話を書いてる平和さんを見かけましたが、とりあえずそれは置いといて、 日日日氏のサイン会のために秋葉原まで行って買ってきたのだけど、 一週間前の時点で整理券番号が20番台ってのはどうなんだろう。 推測ですけど、日日日のファン層のメインは…

すでに毎週のことですが

週明けはだるい。なんて書き出しは毎週のことなので予想してる人も多いかも。何か妙にいろいろあって疲れました。今までの平穏はどこにいったのだ。いや、そんな忙しいわけじゃないけれど、ちょこちょこと横槍が入る感じ。先週末にやり残したことや意見をま…

ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編

「諦めよう!」 「山田って本当に馬鹿!ちょっとあなた、前言を撤回するの早すぎでしてよ!成功率がゼロじゃないならやってやれじゃなかったの!」 「成功率なんかゼロに決まってるだろゼロに!勝てるかあんな反則みたいな兵器に!」 「山田の馬鹿ぁーーー!…