2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

とある魔術の禁書目録(20)

「それでもさ」 上条は、ポツリと呟いた。自らの胸に、突き刺すように。 「それでも、今まで俺が取ってきた行動が、インデックスのためになっていたかどうかは、俺には決められないんじゃないか」 何この盛り上がり。そこいら中にドラマがあって、とんでもな…

2010年3月12日の日記

午後から研修だというのに、午前中に会議が入ってたら、仕事なんてできるわけがない。そんな一日。帰宅したら、Amazonとbk1から荷物が届いていました。 ……金額がやばい。一回の買い物で二万とか何それ。今月はもう自重しないと……(新刊以外)。 ちなみに金額…

楽園の魔女たち 天使のふりこ

「私は、私はっ、こどもがきらいだっ!」 あーちゃ!と、だめ押しのように姫君が笑った。 鼻をすすりながら、それでも虚勢を張って騎士はこたえた。 「私の名前はアシャだっ!!」 短編集。表題作の痛快さに笑いが止まらなかった。サラを敵に回したくなく、殿…

メグとセロン(5) ラリー・ヘップバーンの罠

「うーん、恋の始まるのが目の前であるかと思うと、ワクワクしますねえ!誰かを好きになって、告白するというのは素敵なことなのです!もっとたくさんあるべきなのです!」 ラリーがラブレターを貰うお話。一見お馬鹿な軽さの人のように思えるけど、優しい人…

2010年3月11日の日記

今日は朝からいろいろあってつかれた……にしても、まるで関係ない仕事を押し付けられるのと、わけわからない仕事にしゃしゃりでてきてアレコレいう人は、なんとかしてほしい。どうやらもうGA文庫の新刊が出てるらしい。早すぎだ。とりあえずポチっておく。[Am…

アンシーズ(2) 刀侠戦姫血風録

「ま、実際、なっちまってるんだから、いい加減受け入れろよ。前向きにいかねぇと、何ごともうまくいかねぇぞ?」 「それは……そうですけど」 腕の中で、ささやかに柔らかさを主張する二つのふくらみ。本当に、女の子……だ。 「はん。だらしねぇなぁ。ぐだぐだ…

ジョン&マリー ふたりは賞金稼ぎ

「ねえ、前から思ってたんだけどさ。気がつくとあんたに上手く、のせられてあんたの周りの人たち、無茶してること多いよね」 「あら、人聞きの悪い。占い師は、迷いのある方々に勇気を与えるのが仕事ですのよ」 楽しかったー。身分違いの男女が、結婚を認め…

2010年3月10日の日記

昨日降っていた雪は、夜の間に雨になったらしい。朝、道路に雪はありませんでした。ほっと一息。でもすんごい寒いんですけど……。って、たしか昼から日が出て、気温があがるよとか言ってたのに、ぜんぜんじゃん!寒い。「ストーブ出すほどじゃないけど……」と…

楽園の魔女たち 月と太陽のパラソル(後編)

「けっきょく、マリアひとりじゃなんにもできないんだね……。がんばって、ひとりでやるって決めてきたのに……お師匠さまとも約束したのに。なんか、ちょっとなさけないかも」 「そんなことないぜよ、魔女どの」 レサがまじめな顔でいう。 「オババがいつもいう…

天冥の標(2) 救世群

「ウイルスなの?」 「そこですね」 ひととおり三人に打てる手を打つと、圭伍は一息ついて言った。 「最初の質問に答えますよ。この病気は見たことのない代物です。出てくる症状に対処することはできるし、今やりましたが、原因は不明です。それを突き止める…

2010年3月9日の日記

朝、胃がむかむかして目が覚める。ホルモンなんてもん食べるもんじゃないと思った。今日は一日そんな具合でやばかった。午後は午後で寝不足が響いて眠いし。でも、某会議でいろいろ面白いことがあったので、良しとする。雪で転んだことは忘れる。昨日のこと…

沙漠の国の物語 かさなる輝跡

「あんたがいないと駄目だ」 本当に?もし都合のいい夢なら、どうせなら、もうちょっと聞きたい。 「あんたがいないと何も意味がない。あんたの傍にいたい。あんたが……」 どうしよう。もしかして本当に、これ以上の夢が、 「好きだ」 後手に回りながらも、大…

観 -KAN-

「聞け。祭りの順序だの、決まりごとだの、そのようなものはこの際、理にあらず。この場合、みごとな能をつくり、みごと披露し、いかに神を喜ばせ、見物にも恩恵を施しうるか。そのことのみが真理であり、それ以外の理などありえぬ。任性、芸とは生き物ぞ。…

2010年3月9日の日記

月曜日は具合が悪い日。腰が痛いわ寝不足だわ頭痛がするわ。 そんな日に、ケニーさんが「夕飯食おうぜ」と言い出した。なぜ月曜日に……と思ったけど、付き合うことにする。仕事で連絡を取り合ってはいたけれど、食事はすっごい久しぶりだなあ。いろいろ話す。…

楽園の魔女たち 月と太陽のパラソル(前編)

運命って信じる? せいいっぱいまじめにきいたつもりだったのに、即座に「いいや」とおあの人は首をふった。 がっかりしているマリアに、すんだ水色の瞳で彼はいった。 「信じるものが運命だよ」と。 マリアが旦那を探しに行くお話。ひとりで冒険なんて大丈…

GLASS HEART グラスハート

「日が昇ったら、どっかの路上に行って、歌おうか。そしたらフルコーラス聴いてくれる?きみ感激して泣くんじゃないかな」 「泣かないよ」 意地を張った。 藤谷も向きになって、 「絶対に泣くよ!きみが泣くまで歌うのをやめない!」 つい最近コバルト版を読…

今週の購入予定本

GAやB's-LOGが出るかは分からないけど、出ると結構な冊数になるなあ…… 03/08 ポプラ文庫ピュアフル 青春探偵団 山田風太郎 [A][B] 03/10 電撃文庫 とある魔術の禁書目録 (20) 鎌池和馬 [A][B] れでぃ×ばと! (11) 上月司 [A][B] メグとセロン V ラリー・ヘッ…

2010年3月7日の日記

雨が降ったら外にいけないじゃないか。というわけで、ひきこもる。 午前中は、再放送されたオリンピックフィギュアスケートのエキシビションを見る。高橋選手の曲や、ベルビン・アゴストの曲がいいなーとか思って、iTunesで購入するのはよくあることだと思い…

鳥籠の王女と教育係 さよなら魔法使い

もし。もし。もし。ぐるぐると回る言葉を閉め出して、エルレインはもう一度、震える声でうなずいた。 「はい」 信じたいから。願いたいから。 これが魔法使いとの「さよなら」ではないと……。 揺れ動く様に切なさを感じていたけれど、まさか最後に……さよなら…

ピーチガーデン(2) ハードラック・サクセション

「ほんと……バカヤロウだな。君は」 「だからなぁ〜。いい加減しつこいぞ?」 うんざりしながらそう言うと、シュンがくすくすと笑う。 「だけど、私はそんなバカが……嫌いじゃないさ」 四人目を巡る争いが楽しくて仕方ない。そりゃあんなこと言われたら惚れる…

2010年3月6日の日記

iPad。日本での発売は四月末だそうです。予想より一ヶ月遅い……一足先に発売されるというアメリカに行って買ってこようかなどと悩んでる学生がけまい。今日は一日ぐったりでし……一日寝てたはずなんだけど、気がつくと読了本が増えてるマカ不思議。明日はちゃ…

つぼみの魔女※アナベル 弟子の種の見つけ方

「難しいことかもしれないけど、どうか魔女の力そのものを嫌いにならないで。それは本来、人を傷つけるためのものではなくて、役立てるためのものだから」 魔女の種を宿した人間を導くために、ドジッ子魔女が、学園の教師として潜入して、種を持つ人を探すお…

サクラダリセット(2) WITCH, PICTURE and RED EYE GIRL

「ひとつだけ、質問があります」と、春埼は言った。 「ケイ。もし私の能力が岡絵里に封じられたとして。私がリセットを使えなくなったとして。私と貴方の関係性は、何か変化しますか?」 未来を見られる「魔女」の恋……といっていいかな。まったく同じやり取…

2010年3月5日の日記

病み上がりだし、今日は早く帰宅しようと思っていたのに、帰る直前に資料作成を頼まれる罠。けにーさん…… ぐだぐだ文句を言いながら作業を終えて、さあ帰るぞと思ったら、電車遅延とかしてて、泣きそうになった。立ってるのきついんだってば……追い打ちをかけ…

花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて―後編―

「なら、そばにいてくれるの?」 いつもの自分なら言えそうにないことを口走ってしまうのは、まだ不安定だからかもしれない。 「今だけは、昔のままのあなただと思っていい?」 思い合いながらもすれ違う様に、もどかしさを覚えたけど、周囲の支えや、自分も…

スクランブル・ウィザード(6)

小さく苦笑が漏れる。意外なことに、悪くない気分だった。 楽しかった―おそらく育成校での日々は、そう表現できるものだったのだろう。 だが、自分はここから去らなければならない。 過去と決別するために。姉を殺したあの男とけりを付け、前に進むために。 …

2010年3月4日の日記

今日は熱でダウン。風邪かしら。 休みを取って午前中はぐっすり睡眠。午後は、起きて寝ての繰り返しでしたが、さりげなく本を読んでたりする当たり治ってきたんだと思います。まあ、治ってなくても読むんだけど。とりあえず補給せねばとbk1してきた。 天冥の…

武士道シックスティーン

「西荻……」 彼女はゆっくりと目を伏せた。 「……あたし、もう、前みたいには、勝てないかもしれない」 勝てない ―。磯山さんが? これはとても面白かった!勝つことだけにこだわっていた少女が、楽しさを見い出していって、後悔しながら部に溶け込んでいく様…

ひとりぼっちの王様とサイドスローのお姫様

「あのね、たーぼうも知ってるかもしれないけど、来年から女子も甲子園に出場できるようになるんだって。それでね、わたし、三年後、日本に帰ってくる」 少女の言葉の一つ一つに少年は素直にうなずく。 「その時、たーぼうとまたバッテリーを組みたい。そし…

2010年3月3日の日記

うーん、具合が戻らない。最近気温の上下幅がひどくて体がついていかないのかな。あ、別に歳とかそんなんじゃなくて、昔からそんなもんです。ほんとだよ? その状態でケーキとか食べさせられて、ちょっとやばい。っていうか、ひな祭りだからってなぜにケーキ…