2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

旅行で不在になります

前々から言っておりますが、明日から二日間旅行に出かけます。ひょっとしたらケータイから更新するかもしれないし、しないかもしれません。 過分な期待はせずに、7月 3日あたりに来ると無駄足にならないと思います。はい。

鬼切り夜鳥子 〜百鬼夜行学園〜

「儂からも、一つ訊いておきたいことがある。久遠のことだ」 「なによ、やぶからぼううに」 「おぬし、あれを慕っておろう?」 「べーつに。やだなぁ、Q とはういうんじゃないって。ただの幼なじみ。あっちだって、きっと同じようなもんだよ」 「ふ、好きで…

狂乱家族日記 伍さつめ

「……お父さん、でも迷惑じゃない?お父さん、今、大変で、動物園とか行ってる場合じゃないって」 「いいえ、優歌、お父さんはね、平塚雷蝶の陰謀を叩き潰すより、優歌が笑ってくれることのほうが何倍も嬉しいし、大切なことだと思うのですよ……」 「お父さん……

手に入らないものほど、ほしくなる

「涼宮ハルヒの詰合」がオリコンで 5位になったとか言われてたような言われてないような。家に近くの CD 屋では手に入らなかったので、Amazonしようとしたら、4 〜 6 週間後とか言われてふざけんなよと思っていたら、いつの間にか 24時間発送になってた。 明…

買いだめはしませんが止めませんよ

「疲れてませんか」と電話の声を聞いただけで言われました。そんな力ない声をしているのか。まあ、腹の底から声を出すことなんてないけど。 それにしても今日は細かいことばかり。最近、データをいろいろやっていたけれど、スクリプトを書くことが減っていた…

レヴァイアサン戦記 Ⅱ

「なんだっ」 「あれはなんだっ?」 第四中隊と第三中隊の戦車の車長たちが砲塔ハッチから乗り出して後ろを見たが、 ズズズズズ 「な、何かが来る!」 「ものすごくでかいぞ、なんだ!?」 ズズズズズズ 「山か?山が海から、上がってくるっ!?」 海岸へ上…

これは王国のかぎ

「多少はわかったつもりだったけれど、それ以上の悪さでした。今では導師のお気持ちがわかります。それでも、ぼくが知ることを望んだのです。ひきかえすことはできません。自分が望んだことだから」 「後悔しない?」 「するでしょうね、きっと何度も」 素敵…

また本屋へ

週に四日も本屋へ寄ってるのかと言われそうですが、基本的には毎日寄ってます。新刊があろうがなかろうが関係なし。まあ今日は新刊出てたけど。角川スニーカーの新刊から「お・り・が・み」「レンタルマギカ」「ウィッチマズルカ」を購入。 「マリみて」は残…

Wiki って便利じゃん

一度起きたら眠れない人間なんですが、今日は違いました。仕事中、妙に眠い。やることなんていくらでもあるのに……。そんなことをいいながら、仕事中にしろ、学生時代の授業中にしろ、寝たことなんて一度もありませんが。 一度外に出たら電車の中だろうが、車…

時計を忘れて森へ行こう

「翠さん、ゆうゆう倶楽部での弥生さんのこと、覚えている限り話してくれませんか」 わたしは護さんを見上げた。首が疑問符の形に傾くのが自分でわかる。 「細かいことでいいんです。夜キャビンで話したこと、散歩中におしゃべりしたこと、何でもいいから、…

刻印の魔女

「宿屋はどこにあるのかしら?」 女の声に促されて、トリシャはくらくらしながら眼下に広がる街を見下ろした。歩きなれた街だが、上から見るのは初めてのことだ。 「奥様、これは一体……」 馬をあやつる手馴れた様子に、さすがにおかしいと気づいた。 女は軽…

booklines.net でまたトラバスパム増加中

最近トラックバックスパムがまた多くなってきてる。今度は海外からではなく国内から。まるで関係ないア○ルトなサイトや、金融関係?(借金返済できましたとか)から打たれてくる。 たいてい自分のマシンから直接 TB を打ってくるので、サイトのURLと TB送信…

火曜だと思ったら水曜だった。1日得した気分(むしろ損か?)

予兆を感じたらすぐさまイヴを飲むようにしているおかげで、すこぶる薬漬けな毎日。 さてさて、移行はだいぶ進んだんですが、「ひ**たん」の動作がおかしい。いや、動作そのものはおかしくないけど、動作速度が以上に遅い。現サーバでは、1秒以内にレスポン…

夢の涯 封仙娘娘追宝録・奮闘編4

殷雷は真顔で腕を組んでいた。 和穂には殷雷の態度の理由がよく判らない。 「どうしたのよ、殷雷」 殷雷は呆れた声で言った。 「お前にゃ、敵わないよ」 「? なにが?」 「いいから起きろ、婆さんよ」 「夢の涯」で涙がでました。この短編は倍のお金を払っ…

魔物をたずねて超次元! マジカルランド8

「気をつけてちょうだい、スキーヴ。あなたがいなくなっちゃったら、とりかえしがつかないわ」 ポンッという乾いた音だけを残して、彼女は姿を消した。 ぼくはパーヴでひとりぼっちになっていた。悪評にかけては知らぬ者もいないという次元のまっただなかで…

フェイントに腹がたち

帰りに書店に寄ったらファミ通文庫はまだ売ってなかった。昨日と同じように平台が開いたまま。無駄なフェイントをかけないでくれ。 腹がたったので、アマゾンする予定だった森博嗣の「フラッタ・リンツ・ライフ」と乙一の「銃とチョコレート」を購入。腹がた…

ほかに仕事はないのか

昨日の予想はハズレて調子が良かった。だいたい朝起きたときにその日の体調は決まる。目覚ましが鳴る 5分前ぐらいにすんなり眼が覚めたときは大抵調子がいいときなんですよね。まあ、午前中しか持たなかったけど。 ところで、職場の話ですが、ぼくらのすぐ後…

名誉を越えた闘い 封仙娘娘追宝録・奮闘編3

「やるべき仕事をやらずに済むのが、楽しいんじゃないの。金なんかいらないから、夕飯の準備を頼むよ」 殷雷が切り返す。 「だから、謝礼の金で二、三日休養でもすりゃ」 狼憂は酒をあおる。 「休むんじゃなくて、さぼるのが楽しいんだよ。兄ちゃん、まだま…

聖竜師の誓い 下 ドラゴンファーム3

「やつは竜を好きなのではなくて、竜を従え、所有し、何でも無理やり言うことを聞かせている自分を好きなのではないかと思う。好きというのは、そういうことではないだろう?」 「違いますよね」フェンフは言った。「好きって、抱きしめたくなることですよね…

本棚さらしたら

コメントが多いな。ちなみに今回さらした本は全体の半分ちょっとぐらい。3分の 2 までいかないかな。まだいろんなところに収納されているし、それ以上にマンガもあったりするので、さらにごちゃごちゃしてます。まあ、このあたりは表に出てきてないけれど(…

週間 deltazulu 予報

目がしぱしぱしてきた。やはり月曜日の具合の悪さは格別だ。 予報によると 月曜日: 日曜の夜はなかなか眠れないため、寝不足で具合が悪い。 火曜日: 月曜日の寝不足だるさが尾を引いて、わりと具合が悪い。 水曜日: 具合がいいと悪いの境界線まで戻る。 木曜…

聖竜師の誓い 上 ドラゴンファーム3

振り返ると、後ろ側にはどこまでも大きな途切れなくさまざまな騎竜や竜車が続いている。カーブの向こうからまだまだぞろぞろ現れてくるのがなんだか巨大な百足のように見えて、フェンフは思わずニヤリとした。 知らない同士がみんなでひとつになって。 レー…

初恋マジカルブリッツ いますぐわたしに愛に恋!

「ど、どうぞ……」 「えっ」 「好きなだけ、自由にしてください」 言うだけで羞恥の極地なのか、祈梨ちゃんは視線を切ったまま、首から下だけを僕のほうに向けた。 「いや……、その……、僕は…………、そんなつもりじゃ…………」 「あげられるもの、全部、鼓太郎くんの…

読者自身がライトノベルを下に見ているのか

最近賑やかな話題についてはどうでもよかったんだけど、個人的に思っていたことを高森太郎さんが書いてくれてた。 で、本題。不思議に思うのは、なんでこうも自虐的なんだろ? と思うことであります。 なんつーか、不思議なのは「ライトノベルでよい作品を書…

マガ〜レ

異常に評判のいいハルヒ12話。ライブアライブ(だっけ?)を観ました。 やべ。めがっさ面白い。 おかげで DVD 全巻購入は決定だ。「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」の DVD を見たら、次回予告も入っていたのでありがたい。 ところで CD はどうしようかな。…

本棚さらし

僕の部屋で本棚と化してないものはないと言っても過言ではないのだけれど(タンスの中にすら本が入ってる)、まあ、ここは本棚と言える(言えそう)なものを列挙してみるか。 先に言っておきますが、はっきりいって酷いので、心構えをしておいてください。間…

銀盤カレイドスコープ vol.7 リリカル・プログラム: Be in love with your miracle

「彼女は強すぎる。あまりにも……」 呟いたガブリーはテーブルに両肘を乗せ、組んだ手で口元を隠した。 「でも、だから……」 ゆっくりと言葉を継ぐガブリーの穏やかな表情。それは、ひたすらに明るいいつもの笑顔とは違う。静かな決意の顕れ。表情においてです…

パラケルススの娘4 緋袴の巫女

「はい。多華さま」 「おまえは『はい』しか言えないのか、ばか」 「いいえ。多華さま」 「では、なにかほかのことを言ってみろ。わたしの喜ぶようなことを。なにか。早く」 しばらく沈黙があった。 それから、囁くように睦月は応えた。 「……いずれ、その時…

さて、何があったのか

妹が扁桃腺を腫らせて、ゲホゲホ咳をしている。病院に行ったら「小学生に流行ってる風邪」と言われたらしい。「わたしは小学生か」と怒ってましたが、精神年齢では同じようなものなんで、いいんじゃない? そんなこんなで体調崩しさんが増加中の我が家ですが…

ゼロの使い魔8 望郷の小夜曲

「あいつ、わたしに言ったもの。〝何があってもわたしを守る〟って。わたし、その言葉を信じるわ。だからあいつは生きてる。絶対よ」 しっかりと前を見つめて、ルイズは言った。 「それにね、あいつはわたしの使い魔なの。わたしに無断で死ぬことなんて許さ…