ひとりでやると一日仕事か……。昨日、今日と他の仕事してませんが、何か？ いつまでこれを続けるのか定かじゃないですが、わりとしんどいですね。例の話はどうなるんだろう。 そういえば、某部署のキレものとされてる人のメールの内容に驚いた。どこを縦読み…

「わしはこのごろ毎日、希美をおかずにやっとんで」 「えっ？」（この「えっ？」は、ぼくと希美が同時に言った「えっ？」だ） 「えっ？当たり前じゃろ？男は、自分が一番したい女を思い浮かべてやるんじゃけん」 希美は嬉しそうに笑い、丁寧に黒田に頭を下げ…

「桐緒、心してかかれよ。紗那王さまは手強いからな、柳羽も飼い慣らせずに苦労してたさ」 「こちとら江都っ子よ、狐だろうが金魚だろうが飼い慣らしてみせるわよ」 「バカタレ、金魚と天狐を一緒にするなっ」 「憑き主をナメんなよ！」 恩返しに、狐に憑か…

今日から始まるとは聞いていたけれど、これほどとは思わなかった。おいおいおい。仕事多すぎるよ！しかも、先週ほとんど仕事してない某上司は、他部署との連携をちゃんと取っていない様で「〜なんですよね？」と聞いたら「そうなってると思います」とか言っ…

「じゃが、わしらはくじけんかった。一度も、じゃ。そうだろう、レジー？たった一人でも生き残っておれば、いつかは必ずどんな状況でも打開することができる。わしはそう信じておる。それを、わしの娘はこんなちっぽっけな出来事ぐらいで、くじけるのかね？…

「あたし、こんなんでいいと思う？」 「さあ。わからないわね」 吟子さんは静かに微笑むと、寝返りを打ってあっちを向いてしまった。 「外の世界って、厳しいんだろうね。あたしなんか、すぐ落ちこぼれちゃうんだろうね」 「世界に外も中もないのよ。この世…

どこで落差を感じるのかよくわからないのは僕だけ？ ひょっとして、ゲーセンってのは、まじめな人が通う場所とは思われていないのかしら。 ナイフマニアであることを周囲に明かし、事件後も行きつけのゲームセンターに通い詰めていた容疑者。裕福な家庭に育…

先週の booklines のアクセスを見たら「ミミズク」がダントツだった。やっぱり注目度高いのかな？二番目が「扉の外」ってのもアレだけど、それ以上に、いまだ「DDD」へのアクセスがすごいあるってのもなんだけど、相変わらず「ddd 奈須きのこ」でヤフると上…

ようやくわかった。 やはり「日光」でも「陽光」でもない。つまり理屈ではないのだ。自分の感じたストレートな想い ― それが、自然と一番しっくり来る言葉を口ずさんでしまうのだろう。 「なぁ ― お前、心に太陽当ててるか？」 ヒーローものだけど、学園もの…

「フーシェ」 「はい」 「俺は甘いか」 問いに、フーシェは頼もしさを感じた。自分の行動を他人に評価させるのだ。心に余裕がある証だった。 「お甘い」 フーシェは、間髪いれずに返答した。 「ですが、人には好かれましょう。王には必要なことです」 一気に…

鼻水が止まらない。風邪だ。風邪に違いない。花粉症ではない……はず。ま、目とか痒くないから、大丈夫だよね、うん。っていうか、風邪な時点でアウトなんだけど。 普段なら読書モードに入る休日ですが、ぐったりしてました。 そういえば、昨日ぐらいから、の…

「判ってないのね、坊や。あなたたちなんかより、私のほうがずっと彼に近いのよ。私のほうが、ずっと、ずっと彼を守りたいのよ。そのためだったら、憎まれたって、恨まれたって、そんなの大したことじゃないんだから」 「さんざん妨害しちえるくせに、まだそ…

「俺の金、俺の金、俺の金が！」 「でも……取り残された人はいません。死者がないのが不幸中の幸い……」 「知るか！金がないんじゃ不幸中の不幸だ！幸いといったのはこれか、この口か！」 「むににににに、痛いでふゅー！」 「痛いのは俺の心だ！」 外道のよう…

イラストがネタバレでやられたとかいう話を、最近ちょくちょく見かけたりする、と唐突に言ってみる。扉の外とか、ちょっと前だけどトキオカシとかもそうだったような。 イラストに限らず、あとがきでやられたというのも以前あったような記憶があるんだけど、…

誰かさんが諜報活動して聞いてきた話はわりと爆弾で、一気にモチベーションが下がったりするわけですが、だからといって放置するわけにも行かず。ぢっと手を見る。何か鼻つまってきたんだけど、風邪？ それにしても今日は忙しかった。というかバタバタしてた…

「まあ、そういうときには、船乗りの教えに従うしかないかもしれませんね」 「船乗りの教え。それはどんなものだ」 「来る波に乗り、来た風をつかまえろというんです。逆に波にさからい、風にさからって進もうとしても船はやられるばかりだからって」」 つい…

「鳳仙花か」 帽子から花を取り、指で摘んで眺めやる。 「イルザリア、これの花言葉を知っておるか」 「はい……私に、さわらないで……ですわ」 「もうひとつある」 ブラド卿はそっと微笑んだ。 「心をひらいて、だ」 まさかまさかの最終巻。だんだん好きになっ…

何だか寒い。風が強いせいか、それとも体が弱っているせいか。例のアレが来週あたりから始まるので、その辺りの仕事が何気に忙しいんだけど、あー、頭イタイ、腹イタイ。今週は低空飛行なままだなあ。っていうか、環境が整わないまま、期限だけが近づいてる…

「人間ってときどきすごく不可解だ」 「なんだいきなり」 「なぜ裏表があったり、言ってることとやってることが違ったり、言いたいことを言わなかったり、なのに理解してもらおうと期待するんだ？」 「さぁ」 「複雑だな」 「逆に言えば我々が単純なのかもし…

― 子供たちの笑顔を護る その青臭い信念があれば、それでいい。俺は、それでいい。 たったそれだけの事で、俺は、ヒーローになれる。 全てを奪われた俺が、この俺がだ！ ……ヒーローの本質は、結果じゃない。信念だ。 だから、おい。聞いてるか。聞いてるのか…

今日はすごい具合悪くて、ゲリググも真っ青なぐらいだったんだけど、かなり重要なミーティングっぽいものがあったので、休めなかった。薬飲みまくって、会社行ったら妙に忙しくて、気がつけば昼、気がつけば退勤時間という状態でした。疲れ果てたよ、パトラ…

「階級章を決めるとき、意匠にカミツレを入れることを決めたのも司令だ。カミツレの花言葉って知ってるか」 「いえ」 郁の知ってるカモミール ― カミツレは、マーガレットににたかわいい白い花で、ハーブやアロマの定番。リンゴに似た甘い香りで、ハーブティ…

どうしてあの時動けなかった？ おとなしく生徒会に従うという樹葉との約束があったから？ 違う。本当はそうじゃない。 本当の理由は恐怖だ。自分を縛っていた縄を射抜いて見せたかずちの正確無比な射術と矢の威力に、明日香は竦んでいた。そして力自慢の明日…

GA文庫の新刊購入。あれ、こんなに買う予定だったっけ？ 今週は閑散期だから、積本に手が出せると言ってたのは……。 あ、B's-LOG文庫の新刊買うの忘れてた。「楓の剣」のかたやま和華さんが新刊出してるんで、買わないと。明日は忘れないように要チェック。

昨日は具合が悪いって言うのに、なかなか眠れなくて大変でした。普段、人と話をしない生活をしているせいか、昨日のように、夜まで話をしていると（といっても 9時なのに！）、脳が妙に活性化してしまうらしい。しかも「明日は仕事だからちゃんと起きないと…

「やっぱり疲れてるなら代わりましょうか？」 そしてまだまだ諦めてないことまでアピールしてくる。だから俺はまた、ああ、こういう娘だったなと思い出す。 「千夜子ちゃんは可愛いなって思ったんです」 だから俺はそう言っていた。それは嘘ではなく、本当の…

「大学だってあるし、その先だってある。野球ができる球場やグラウンドは、それこそいくらでもある。急ぐ必要はないよ。少しずつ治していけばいいさ。いまだって、草野球程度なら一塁手くらいこなせるだろ？おまえは上を見すぎてるんだよ。肩を壊したのはい…

どちらがメインかは、ご想像にお任せします。ってなわけで、まずはサイン会。紀伊國屋書店に着いたのは30分前ぐらいかな。まださほど人は並んでおらず、20番目ぐらいに並んで本を読んでたら、平和さんが開始五分前ぐらいにいらしたので、せっかくだから一緒…

「今のおまえと私の違いだな。今同じ場所にいるが、私は戦うためにここにいる。しかし、おまえはここに逃げてきただけだ」 ひよりだ。自分の感情に殉じていない結果、ずっと闇にまとわりつかれることになる。 「しばらくは、ここで過ごすしかないだろ。それ…

「あんたの努力しだいね」 どこか澄ました口調で言って、柚島が笑った。こうしてちゃんと笑顔をまともに見るのは初めてだ。口が悪いだけの女の子と思っていたが、どうしてどうして。笑うとなかなかかわいいじゃないか。 オーケーお姫さま。こんな非力な騎士…