2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
バイオリズム低下中なのか何なのかわからないけれど、微妙に気が乗らなかったので、読書モードから外れる。外出しないのに、2冊しか本を読まない休日なんて、いつ以来だろう。それはともかくとして、booklines のシリーズページを作ろう&作り直そうといって…
「貴女様は触れぬがよいもの、触れてはならぬものをよくご存知のお方。触れてはならぬものに触れた者がどうなるかもよくご存知でいらっしゃる。だからこそ、お頼りしたのです。お礼を申し上げます。パラケルススの娘 ― 今は、そうお呼びするのですね?」 「…
「あたしがこんなに腹を立ててることだよ。そいつをおめえに分からせてえんだ」 「知ってなんの得があんだ」 また銃口を押しつけられる。 「分かるか?あたしが怒ってる理由だ。たりねえオツムで悩んでみやがれ」 少し考えた。 「……なんだかさっぱりだ」 紅…
今日の職場は、なんとなくのんびりとした雰囲気でした。それほど切羽詰ったものがなかったからかな。って、いつもそれほど切羽詰まるものはないはずなんだけど。まあ、ここ最近はいろいろあったしね。 また来週から、いろいろありそうな予感がヒシヒシ。 フ…
「だったら振り向かないで」 鉄平は口を噤んだ。 「辛いかもしれないけど。今は前だけを向いていて。気持ちを鈍らせないで」 「……」 「そういうひたむきな気持ちがきっと、五十嵐くんを導いてくれる」 この盛り上がりこそ、上等シリーズですよね!後半が、次…
「みんなに忘れられても、ここに在り続けることはできる。ただ、人にとって無いに等しいというだけ。存在は消えたりしない」 「それは寂しくはないんですか?」 「もちろん、寂しくないはずはない。だから、あなたはいつまでも忘れないでね」 ねこまたはあま…
たった一文。この一文で、わたしの胸は急に熱くなった。 静かにページを閉じる。そして、その本をぎゅっと抱きしめた。 「バカなお姉ちゃん……」 喧嘩したときの魔法といえば、これですよね。ほのぼのする短編集でした。 → 感想
悩みつつも新刊は買ってしまうわけで。あれ、まだフレイアの画像は、Amazon にないのか。 菅浩江さんが本を出してるとは気づかなかった。創元のチェックが甘いなあ>モレ チームバチスタは、ミスコンのゲストが海堂尊ってことなんで、読んでみることにする。…
休み明けと言うことで、気分は月曜日なのに、実際には木曜日というのが嬉しい。あと 1日来れば休みだ、という明るい気持ちは、上司が五連休だということを思い出して、暗くなりました。バカンスバカンス。バカっすバカっす。っていうか、社内暑すぎなんです…
「あなたは ― 幸せなの。そのことを自覚しないといけない。 幸せとは、自分に関わる不幸に未だ気付いていないということ。 だからあなたは、知るべきではないことを、知ってはいけない。それは、あなたに幸せであって欲しいと願う、全ての人に対する冒涜にな…
「知ってる。あたしだってそうよ。リトルは名前じゃない……でも」 声は震えていた。 禁じられた呪文を口にするかのように、リトルは一度言葉をとめて、スゥと息を吸う。 そして言った。 「でも、あたしはここにいる。ボーイ、あなたも」 切なさに胸がいっぱい…
二日しか会社に行ってないのに休みというのは、なんと甘美なことか。むかし、シフト制だったときは、こういう感じだったんだよなあと懐かしんでみたり。僕の体では、こっちのほうが楽なんだけど、会社は許してくれないんだよね。日曜出勤とか、すんげー好き…
「とにかく、男は甘やかしちゃいかん。それが肝要ってことだ」 「泥にまみれて、汗を流せば勝てるほど現代戦は甘くありませんよ」 「もちろんだ」 コートニーは葉巻を地面に捨てて、踵で火種を踏みつけた。 「だがな、若いの。泥や汗、血や涙にまみれたこと…
「でも、宗一郎くんにはわたしたちの目が行き届くけれど、錬摩くんは一人でしょ。思い詰めてないか、心配だわ」 「あいつは思い詰めると、行動が極端だからなあ」 こぼれた溜め息が二つ重なって、兄弟は顔を見合わせて笑った。 「おとぎ話のような幸せなんて…
先日の日曜日のミニミニオフ会で、積本の話をしたら、両氏に「もっとボーダーラインを高くしようよ」と言われました。たしかに、シリーズものの場合、一巻を買うと、最後のほうまで追いかけてるのが多いんですよね。一巻だけで打ち切るってあまりない。 一巻…
例の仕事をここ数日分をひとまとめにしてやったおかげで、頭がぐるぐるする。「○Dになったら訴えてやってください」とか、lock氏に言われたけど、そういうのでE○になるもんなの? うちの部署の連中はみんな元気で困ります。 かなりグダグダになってますが、…
「僕はみんなに見せたいんだよ」 「えっ?」 「かわいくて、綺麗な……学園のアイドルが、僕のものだって……言いたいんだよ」 「違うもん……私、学園のアイドルなんかじゃないもん……からかうのはやめてよ」 「なんでだよ。自信を持てよっ、おまえは、エッチで、…
「そりゃ、むちゃだよ。現地の治安は特に悪くないらしいけど、それでも日本なんかと全然違う。若い娘の一人旅なんて、危険すぎる。あそこはフランス語が準公用語だから、何なら、おれが……」 いいかけて、修矢はぎょっとしたように口ごもった。 「おれが……ど…
だいぶ、調子は戻ってきたかな。午前中から、頭痛薬を飲んでということはありませんでした。午後は飲むけどね。だいたい60%ぐらいまで復活。先週から続いてる仕事をうんたらかんたらやってたら、1日が終ってしまいました。ああ、メンドクサイ。 一日中おんな…
「きっとすごく退屈だよ?いつまでかかるか判らない。そのあいだ、星界軍を離れていて、我慢できるのかい?」 「我慢する」ラフィールは怒ったようにいった。「わたしは領主でもあるんだぞ。地上世界を拓けば、諸侯になる。気が早いが、見学するのもいい経験…
「いまさら、何言ってんだか。相手が神なら、あたしたちは悪魔。それでいいじゃない」 「わかってんのか?俺たちは絶対に不利な立場に立ってるんだ。なんとか、人間たちの支持を得なきゃならないということだよ!?」 「無理だよ。人間は、私たちの味方には…
今週は17冊。って多いなあ。削るとしても4冊ぐらいなので*1、13冊か。一週間で読めるぎりぎり線ですね。一応、21日が祝日なので、何とかなるかもしれないけど。どれを買うかについては長いので、いつもどおり、続きを見る形式で。 *1:[?]が迷い中の本
帰宅が、思ったより遅くなっちゃったので簡潔に。まずは森見登美彦のサイン会。14時からということなので、20分前ぐらいに行ってみました。すでに 20人ぐらい並んでたけど、ふと先頭を見たら、あれ、USA3さん?朝、booklines の方にコメントをしてたと思った…
「それだから走っているのだ。芹名はいっさい承知の上だ。彼には俺というものが分かっている。これは信頼しないという形をとった信頼、友情に見えない友情だ」 「そんなのは詭弁だ、そんな友情があるものか」 「あるのだ。そういう友情もあるのだ。型にはめ…
「きゃろるさん。あなたは、さきほどのような不思議に慣れてらっしゃる。違いますか?」 えへ、と照れた声をあげる。 「わかっちゃった?」 「もちろん。ですからわざとお見せしたのです」 「ちいさいときから、みんなが見えないものが見えるの。妖精みたい…
いきなり妹が僕の部屋へきたので何かと思ったら、iPod nanoを買って、曲を入れたいから、パソコンを貸せと抜かしやがりました。まず、パソコンを買いやがれ。いやがりやがったそうです。パソコンも持ってないのに。 などと抜かしやがったので、Mac に妹用の…
「私は、己の立場を自覚している。桜木、人の上に立つ資格などというものは、どこの誰にもない。君は自分の思想を、ひとに押しつけているだけだ。命の重さは同じ、などと私には言えない。だが、魂の大きさは誰もが同じなのだ。君が愚かとか、生きる資格がな…
「あたしが先に死んだら……マナガ、次の神曲楽士を探す?」 出会うのではなく、探すか、と訊いているのだ。 その質問になら、素直に答えることができた。 「いや、探さない。出会うかも知れんが、探しゃしない」 「どうして?」 簡単なことだった。だが、マナ…
平和さんのところで、ガガガ文庫創刊日とラインナップの情報を知りました。どうやら創刊は 2007年5月24日で、ラインナップは以下のとおり。 ハヤテのごとく! 築地俊彦 原作:畑健二郎 ぼくらの 〜alternative〜 大樹連司 原作:鬼頭莫宏 樹海人魚 中村九郎 …
起きれたし、平気かなと思って仕事行きましたが、歩くとふらふらする。午前中は何とかなったんだけど、午後はかなりきつかった。一瞬、早退することを考えましたが、今日に限って、夕方からちょっとしたミーティングみたいなのがあって、おいそれと帰れない…