2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の騎士ミロク(6)

「いいのかよアーニィは!?」 「なにが!?」 「私たちの奴隷(ミロク)が、他の女に取られちゃうんだぞ!?」 「おい待てジュジュ、いま変なルビ振らなかったか!?」 ミロクたちが学園で遭遇した騒動を、反省文と共に振り返る短編集。コミカルながらも、…

第一回「OPEN-冲方」レポート

今日は「OPEN 冲方」の日。だということをすっかり忘れてて、18時開場だというのに、昼寝してたおかげでギリギリになってしまった。いや、ギリギリになったのは迷子になったせいなんだけど。っていうか、LOFTという名前から、それなりの大きさを想像してたん…

火の国、風の国物語(11) 王都動乱

「必ず、迎えに来ます!必ず!」 面白かったー。フィリップ、ジェレイド双方に大きな見せ場があって、策士っぷりに驚き、無双っぷりにドキドキだった。でもやっぱりアレスがいないとね!束の間の再会が切ないけれど「約束」があればきっと大丈夫と信じてる。…

子守り魔王と姫騎士団長 〜神々の祝宴〜

どんなに血にまみれても、その色はまだ、夕焼けの紅に見える。恐怖なんて、覚えるわけがないのだ。 (こんな姿を見ても) 諦めきれない。まだ、どうしようもなく彼が恋しい。 思いを自覚することが切なさを呼んだけれど、「魔王」であっても愛しさ募るばかり…

2010年11月19日の日記

久しぶりに寝坊した。一応目は覚めていて、目覚ましがならないからまだ大丈夫と、布団ぬくぬくしてたら、目覚ましをセットし忘れていた罠。 それでもいつもの時間に会社へ着く程度には余裕あります。その余裕が危うくなったのは「火の国、風の国物語」の新刊…

あやかしがたり(4)

「戦うんなら、てめぇの名前を掲げて戦え。勝利も敗北もその名で背負ってみせろ」 「黙れぇ!神という偉大な存在の前で名など矮小、何の意味も持たぬわ!」 「じゃあ、てめぇが救いたいのは誰なんだよ?衆生なんだろ?そいつらは一人一人名前を持っていて、…

夜の王子と魔法の花

「おまえは一体、何なんだ。おかしなことばかり言って……」 「おかしなことって何よ」 「……僕のことが、大事、だとか」 「大事よ。大事じゃいけないの?……言われるの、嫌?」 餌付けは重要。異なる世界の男の子と女の子の出会いは、とにかく可愛かった。戸惑…

2010年11月18日の日記

今日冷房つけたヤツは、裸で仕事すればいい。自分の周りは暖房に切り替えたけれど、どこからか冷たい風が漂ってきて、本当に寒い。このだるさは……具合悪くなってもいいけど、寝込むほどの体調不良は、平日だけにしてください。間違ってもイベントある日にや…

羽月莉音の帝国(5)

ローザに忠告されたとき、「何が起こっても断固として強行突破しよう」という決意を固めたつもりだった。どんなことでも乗り越えてみせるつもりだったし、その自信が俺にはあった。 しかし……。 この数十万の大軍団を、どうやって突破しろと? 恒太の大言壮語…

薔薇のマリア(10) 黒と白の果て

アジアンが足を止めた。マリアローズは前を向いたままだ。アジアンがこちらを見ているのかどうかわからない。どっちでもよかった。声が聞こえてさえいればいい。 「絶対、勝つから」 会わせてあげたいよ。 きみのことを大好きな、大事なきみの仲間たちに。 …

2010年11月17日の日記

昨日の夜、突然ネットが繋がらなくなり、一時的なものかと思ったけど、朝になっても繋がらないので、なんすか何やってんすかと、NTTに問い合わせしたら、どうやらマンションの集合装置に問題があったらしくて、他の人からも問い合わせがあったとか。NTTの人…

氷雪王の求婚 〜春にとけゆくものの名は〜

「何が云いたい。そなたの話はいつも要領を得ん」 訝しげにアイリスを見遣る。彼女はどんと自分の胸を叩いた。 「もし陛下が失業されても、陛下お一人の食い扶持くらい私が何とかしてみますわ。陛下はゆっくりと<皇帝>以外の『なりたいもの』をお考え下さ…

神曲奏界ポリフォニカ リグレット・ホワイト

「人ってよくできていると思うよ。大変な時ほど、こうやって大切な人の顔が頭に浮かんでくる。そして、頑張らなくてはだめだと自然と思わされるんだ」 ああ、精霊島が……直接の原因になるのかまだわからないけれど、禁楽を狙う者たちとプリムローズの思惑とが…

2010年11月16日の日記

お腹のくだり具合がやばすぎた朝。なんでうちの会社は、トイレがいつも埋まってるのか不思議でしょうがない。うんうん唸りつつ仕事する一日でしたが、何かあると「じゃ、それはでるたくんに」と回ってくるのは不思議でも何でもないというか、うがー。既にい…

猫物語(白)

「ねえ、羽川さん」 戦場ヶ原さんが私の目を見つめたままで言う。 それは少しだけ。 昔みたいな ― 平坦な口調だった。 「あなた本当に阿良々木くんのこと好きだったの?」 そして重ねて問う。 「今でも阿良々木くんが好きだって、もっかい言える?」 羽川の…

林檎と堕天使 シスター・ブラックシープ(2)

「でも、だからってどうしてあたしに知らせるの?代官や、警備隊じゃなくて、あたしに?」 「おまえの言葉がうわべだけのものではないか、試すのだ」 「この【黒い羊】を試すですって?」 街の闇を見せられながら、覚悟を揺らさないコンスタンティンが格好い…

2010年11月15日の日記

昨日の日記に誤字脱字があったのは、iPhoneで書いたせいです。予測変換ェ……(言い訳)今日は寒かった。というか夕方から一気に寒くなった。朝はそれほどでもなかったのに…… そろそろ上に何か羽織るべきかと思いつつ、電車に乗ると暑いので、どうしようか迷う…

猫物語(黒)

「駄目だ。僕はやっぱり―羽川のことが好きだ」 言葉にせずにはいられない。 形にせずにいられない。 「好き過ぎて、とてもじゃねえけど触れねえ」 なぜ恋だと思わなかったんだろう……羽川家の事情もさることながら、確かにあったであろう思いが、辿り着かなか…

薔薇のマリア(9) さよならの行き着く場所

てゆうか、ショックなのはわかるけど、きみ、頭領なんじゃないの、昼飯時の。仲間が行方不明になっちゃったとか、かなりの緊急事態なわけだから。頭領が一番しっかりしないといけないはずなのに、符抜けてる場合じゃないのに、何なんだよ、そのざまは。 やめ…

2010年11月14日の日記

今日はラ管連ボードゲーム会の日。家の用事があって、出足は遅れましたが、昼頃から参戦。 一番はじめにやったのは、INNさんが持ってきたバランスゲーム(名前わからん。追記:Bamboleo)。 不安定なボードの上に乗ってる積み木を順番にとっていき、崩したら…

クインテット!(4)

「だから絶対最後までついてこいよ。途中でへばったりしても絶対ェ『自分を置いて先に行ってー』みたいな、バトル漫画の終盤にありがちな馬鹿臭い台詞口にすんじゃないぞ。小唄とツバメも同じだぜ。『ここは自分に任せて、みんなは先に行ってー』とか言った…

嵐に舞う花 ― クラシカルロマン

「……それが、いまのわたしにできること?」 「そうです。いまこの国に必要なのは、泣き顔の王女ではなく、明るく毅然とした王女の笑顔です。あなたが明るくしていれば、みんなも励まされます。それはとても特別なことで、王女のあなたにしかできないことです…

2010年11月13日の日記

片付けても片付けても部屋は広くならず。ぢっと手を見る(汚い)。 いや、借りた本を探すために、積本を漁ってるんですけど、どこにも見あたらない……このあたりにあったはずという見当があっさり外れるとショックだぜ(崩して積み直しての手間的に)。となる…

丘ルトロジック 沈丁花桜のカンタータ

「どうしてそんなにまで支配したいんですか?」 「決まっているだろう?」暴君が朗らかに笑う。 「世界は美しい。その世界を、私は人間から取り返したいのさ」 個性豊かな部員たちの交流模様が面白くてニヤニヤしてたら、オカルトと触れ始めるにつれてうっす…

銀の海 金の大地(11)

「やつは死ぬしかない。おまえがやつのものになれない限り、やつを死なせてやるしかないんだ、真秀。だれのせいでもない、同母の妹姫に恋をした、やつの罪だ!」 なんてところで終わるんだ……続きを読めないことが残念でなりません。→ 感想

2010年11月12日の日記

普段余り人と話さないせいか、飲み会とか話しの場があると、夜になかなか寝付けなくなります。昨日もね、眠いのにね、眠れないのね……。おかげで今日はとても眠いです。幸い今日はそれほど忙しくなかったのでよかった。 Togetter - 「ラノベ作家の榊一郎さん…

子ひつじは迷わない 走るひつじが1ぴき

「単純に言えばそうですが……何と言うか、その―」 私は少し迷って、視線をさまよわせました。仙波さんが、成田くんが、きょとんとした顔でわたしを見ています。気後れ。でも。 頭に浮かんだそれを口にしたくて、伝えたくて、続けました。 「好きな人とああで…

銀の海 金の大地(10)

「何を考えているんだ。どういうつもりなんだ。今日という今日ははっきりさせろ」 「わたしが考えているのは、速穂児。佐保彦の王子を裏切ることだ」 速穂児が息をのんだ。穂波は笑って、いいなおした。 「王子を裏切ってでも、手に入れるべき滅びの子の、死…

2010年11月11日の日記

ベルサイユのばらを読んだことがないといったら、大変なことになった。はい、頑張ります。ベルばらカルタも買います(まて)。ベルサイユのばらカルタ作者: 池田理代子出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/11/10メディア: コミック購入: 20人 クリック: 392…

銀二貫

「寒天はでしゃばらへん。せやからこそ、それぞれの旨味を、喧嘩させんと上手いこと、ここまで見事に引き出してくれるんや。旨味を引き出して、しっかりと閉じ込める。これが寒天の技なんや。ええか、お前はんの商うてるのは、こないに凄いもんなんやで」 あ…